Yahoo! ウォレット FastPayを使ってみる

FinTech

背景

概要

  • Yahoo!ウォレットFastPayの特徴を整理します
  • APIのドキュメントの不足部分を解説します。
  • サンドボックスでテストしてみます。

FastPayの特徴

  • 経済条件
    • 決済手数料がやや高め
    • 決済手数料: 3.25%
    • その代わり、月額費用が無料、トランザクションフィーが無料
  • メリット
    • クレジットカード番号をマーチャント側で保存しなくて良い(保存不可能)
    • 継続課金対応
    • REST APIで提供されているので、クライアントを実装しやすい
  • デメリット
    • 決済を全てAPIで出来る分けでは無い(次のセクションで解説)
    • 決済ボタンのデザインが固定されてしまっている

FastPay利用時のシーケンス

  • 単発決済の場合のシーケンスを書いてみました。

fastpay_sequence

デモ

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  • サンドボックス環境で動作しています。
  • カード番号に4242 4242 4242 4242を入力し、他は適当に記入してsubmitします。

Screen Shot 2015-12-06 at 02.37.51

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  • 以下のような、FastPayのサーバからのレスポンスが表示されれば正常です。

Screen Shot 2015-12-06 at 02.39.31

結果確認

  • FastPayにログインして、結果を確認出来ます(デモの場合は、私個人のアカウントに表示されます)

Screen Shot 2015-12-06 at 02.42.04

要点解説

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  • 概要ソースコード index.html
  • 決済ボタンを設置したい箇所に、scriptタグを設置するだけです。
    • このscriptタグが自分自身を置き換えます。
    • クレジットカードの入力を完了すると、自動的に親のformをsubmitします。その際に、fastpayTokenという名前でhiddenタグを生成し,valueにトークンの値が設定されます。

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要点

まとめ

  • FastPayは、全てをAPIで決済出来るわけでは無い
    • クレジットカード番号の入力はFastPayの画面で行う。
  • composerのクライアントライブラリが出ていてPHPの場合は実装が楽だった。
  • 楽天ID決済と同様に、クレジットカード以外の決済手段がある。
    • FastPayはTポイントの消費が出来るようになっている。

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