20年前に恐れていたことが現実になってきている

前提

  • 主にエンジニア向け。他職種にも通用すると思います。

本文

20年前

プログラミングや情報理論を勉強していた大学生の時である。

当時、ITといえばアメリカ、イギリス、日本がトップを走っているというイメージでした。

「プログラミングや情報工学を身につけたとしても世界で見ると、日本が少し先にすすんで居るだけであって、しばらくしたら中国やインドに追いつかれてしまって優位性が5年後ぐらいになくなるのではないか。」

と漠然と不安に思っていました。ITの知識は新しいものが出るのが速いし、1次情報は英語で書かれているので新興国が英語教育を頑張って、ITに少し力を入れればすぐに追いつかれる状態になってしまうだろうと感がていました。

なので、新興国が日本に追いつく前に、個人としては早くお金を稼いで、勝ち逃げしないとジリ貧になるだろうなぁという焦りは感じていました。

しかしながら意外と海外での立ち上がりは遅く、大学卒業後の中国におけるエンジニアの単価は日本の10分の1程度でした。

ここ数年のトレンド

それから20年経った今、中国でのエンジニアの単価は日本と同等。専門職に至ってはそれ以上。ベトナムも急速に追いついてきて日本への出し値は日本で調達する金額の8掛けぐらいの単価にはなってきているという感覚です。

世界的には、技術者のニーズは高まり、供給も多くなってきました。その中で日本のエンジニアの価値は相対的には20年前に比べるとかなり下落しているのかと思います。

日本のIT産業の多くは汎用機や制御システムに偏っている気がします。英語はしゃべれないし。

日本人は真面目な性格なのか、日本語での教材がたくさんあります。英語を日本語に訳したり初心者向けにわかりやすい教材をたくさん作っていて初学者にとってはとても良い環境かと思います。

一歩引いて考えてみる

しかしながら日本語の教材は1次情報ではないです。日本語の教材やドキュメントを見ている時点で英語ネイティブより伝達が遅れるし、不正確になってしまいます。

かつては、英語での情報がそこまで多く発信されていなかったので一部のPublickeyなどの日本人の努力によって日本語訳された情報をカバーしていれば世界にはついていけました。今は大量に英語で発信されているので翻訳が追いついていない感じです。

よって、最前線でスキルを磨くためには英語は必須だし、英語の環境でやりあっていくのは必然です。日本語の中で行きている時点で世界からみたバリューは低いままです。

振り返ってみると、優秀なエンジニアは海外に早々と行っています。彼らは海外にいるからこそなのか、日本にいるとき以上に成長をしている感じがします。

日本の価値

日本の価値が海外より上がっていれば、日本で日本のビジネスをするだけで全く問題ないですが、日本だけ成長していません。海外の国々は成長しています。例えば、20年前、アジアにおけるインターネットユーザの40%が日本人でしたが、2019年の時点では5%になっています。

海外旅行へ行くと物価が日本以上だったり、高く感じたりしてしまいます。10年前はそんなことなかったのに。この時点で、日本で稼ぎながら海外で暮らすというアービトラージを利用したプランを行える国の選択肢がかなり減ってきました。

為替レートは変わっていないので日本が海外に比べて同じ科と勘違いしてしまいがちですが、海外において物価が高くなっているので消費財などのApple-to-Appleで比べたら日本での物価は海外に比べると高くはないです。

日本へ外国人観光客が多くなったのもこのせいです。昔は外国人にとっては、日本はすべてが高くて行けないようなところでしたが、今はアジアをはじめ、様々な国から観光客が来ています。

日本人であることのハンディキャップ

島国なので、海外に出ることが陸続きの国から比べると心理的、物理的ハードル的が高い。まず、日本語が独特すぎます。

英語の世界から見ると、ハンディキャップを背負った状態です。このハンディを背負い続けたまま行きていくか、このハンディを解消して世界で活躍する必要があります。

今の10代、20代はグローバルで仕事をすることは必須。30代は日本だけでは将来は結構危険。40、50代は資産がある程度あれば海外に投資することで行きている。60代以降は支出を減らしまくって、田舎で物価が安い生活をすれば生活できるかと思う。

働く環境

確か、10年前ぐらいはエンジニアは貧欲で英語環境を求めていたし、会社の採用ページでは海外い行けることを全面に押し出したりしている時期がありました。

しかし、最近の採用ページはワークライフバランス、無料の食事、福利厚生ばかりがフィーチャーされています。それらは重要かもしれませんが長期的に見たら二の次です。

起業家

10年前に日本から海外へ行こうとする意欲があるベンチャーは多数ありましたが、今は少なくなりました。

今はベンチャー系ではメルカリ、楽天、BEENOS、ぐらいしか知らないです。(Howの良し悪しは置いておいて)

価値

働く環境(会社とか場所とか言語) x  個人のスキル(専門性)

と思っています。

国レベルで考えると、この働く環境は日本では不十分になってきています。ここ数年はアベノミクスの影響か内需が回復しているように見えますが大したこと無いです。日本に両足を置いて生活していて、ある日海外における自分の価値を考えたら、価値が下がりまくっていたということになります。

まずは、片足でも海外に出ておかないと。

10年前に社内の公用語を英語にすると宣言した三木谷社長は素晴らしいなぁ。でも継続しなかったのは残念。Executionが弱かったのかも。10年間しっかり続けていれば社員はかなり成長できていただろうし、現在よりもっとグローバルの中で存在感を出せたかもしれない。

と。最近、外国人と仕事をして感じました。

考察

  • 書きなぐったので読みづらいと思います。
  • PVが増えたら清書します。

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