cyta.jpサービス終了に先立ち魚拓

Program & Service

背景

  • 2007年頃〜2011年ごろまで私がシステムを開発していたサービスが終わるとのことです。
  • ちょっと当時のアチーブメントを軽く振り返ってみます。
  • せっかくなので魚拓しておきます。

振り返り

  • 最初のコミット。

時系列

  • フィージビリティスタディ
    • 2009年のフルタイムでジョインするまでの2年間ぐらいは土日や平日の夜を使って技術スキル向上&暇つぶしのために開発していました。
    • 報酬はほぼ無償で開発をやっていました。今からだと考えられないですね。当時はエンジニアの希少性がまだ低いときです。
    • cytaeはC2Cのプラットフォームという形を取っていますが、最初のうちはnucleusというPHPでできたCMSで先生ひとりひとりのブログを構築していました。blogを普通に1つ立ち上げるのは大変なので、コマンド1発でブログを構築できるようなスーパバイザサービスを作っていました。
    • ビジネスが回ることがわかると、人力でやっていた作業を自動化する予約管理、授業料決済、報酬支払、フィードバックの仕組み、メッセージやり取り、ブログ機能などを一元的に開発するシステムが必要になってきました。
    • 毎週少しずつ開発は進めていましたが、流石に機能が多くて、土日の作業では土曜日に先週やっていたところを思い出し、日曜にプラスアルファの開発をするというような日々が続いていてとても効率が悪くなっていました。
    • 効率が悪くなったので副業ではなくフルタイムで開発することになります。
  • フルタイムで開発
    • 給料が少なかったので家賃は半額のところへ引っ越しました。
    • 1つのプロダクトを集中して開発できる状態は今思えばとても良かったです。
    • 国内ではgitをいち早く導入した記憶があります。日本語の文献がなかったのでgitのオライリー英語本で学習していました。
    • ポイント管理は結構先進的だったと思います。入金ごとに有効期限を管理したという要求がありました。当時はANAのマイル管理ぐらいしかこの方法での管理をしていなかったと思います。なぜなら、設計と実装が難しいからです。普通のシステムは、最終ポイント利用から1年といったロジックで実装されています。
  • その後
    • なんか自分の思ったようなサービスの成長がなかった&戦略が見えなかったので見切りをつけGREEへ。
    • cookpadに買収され、crowdworksに買収され、サービス停止が決定しました。
  • いま振り返ってみると
    • このサービスを当時は、私とバイト数名でDevOpsしていたのは今から考えるとなかなかすごいかも。
    • 約10年前に書いたコードが現役で動き続けているのはすごい。
    • deployはgit pullだけなので数秒で終わるし、サーバはVPSで運用していたので月に5,000円ぐらい。最強に安価だしライトウェイトな運用システムでした。
    • 講師は全員面接をしていたので、高品質でした。私自身もサービスを使い3人のコーチと出会いました。各コーチは自分の人生にとって重要な価値観や示唆を与えてくれました。今でも連絡を取り合っている人も居ます。
    • そういえば、自分も講師としてシステムコンサルをしていました。
    • 信用は重要ということを学ぶ。

魚拓

感想

当時、お世話になったお二方のコーチに頂いたアドバイスはその後ずっと人生で生きています。この方々に出会わなければ多少なりとも価値観や生き方が変わっていたと思います。

マンツーマンだからこそ、自分に最適なアドバイスをくれるし、自分もちゃんと受け入れると思います。金額がちょっと高いですが有意義なことに使えばすぐにペイするぐらいです。むしろ、教える人にとってちょっと割安すぎる感があるような感じなので。

個人的には社会的意義のあるサービスだったなぁと思います。

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